ツルゴアXXX

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19 2019

闇金ウシジマくん ザ・ファイナル

闇金ウシジマくんザ・ファイナル予告編闇金ウシジマくん ザ・ファイナル
2016年【日】


トゴ(10日で5割)という違法な高金利で金を貸し、返せない客をシビアに追い詰めるアウトローの金融屋・カウカウファイナンスの丑嶋馨(ウシジマ・カオル)。
「カオルちゃん、あのウサギは元気?」
竹本という同級生がカネを借りるために丑嶋の前に現れたことで、決して語られることのなかった丑嶋の過去が明かされる。
丑嶋の盟友の情報屋・戌亥や、カウカウの社員で盟友の右腕・柄崎と高田、心優しい受付嬢・モネ、最凶最悪のライバル・鰐戸三兄弟に加え、女闇金・犀原茜と部下の村井も参戦、そこに丑嶋を破滅させようとする腕利き弁護士・都陰とその部下・あむ、美容界のカリスマ・万里子も絡んで息もつかせないドラマが幕をあける。
丑嶋は本当に血も涙もない人間なのか。12年の歳月を超えた因縁の最終決戦の果てにあるのは和解か、決裂か? 絶望か、希望か?

***

真鍋昌平による同名の漫画『闇金ウシジマくん』を原作とし、2010年より放送されていたドラマ版の劇場版第4作にして完結編。基本的には最後まで原作の第18~20巻の『ヤミ金くん』編をベースとした内容ですが、第20巻~21巻の『トレンディーくん』編をちょっとアレンジした物がサイドストーリーとしても展開。……とはいえ『トレンディーくん』編要素は本当におまけ程度で、これまで原作の複数のエピソードの同時進行が多かった実写版シリーズには珍しく、原作の1エピソード『ヤミ金くん』編を大きく取り上げているのが特徴です。
また、本作は前作『闇金ウシジマくん part3』公開から1ヶ月後という早さで劇場公開されました。

これまでのドラマ版や映画版同様、『原作から一部登場人物が削られている&オリジナルの登場人物がいる』という改変こそあれどストーリー展開自体は原作に忠実で、かなりエグい表現が多かった『ヤミ金くん』の描写もほぼそのまま原作通りに再現されているのが凄い一作。
ウシジマくんシリーズの中でも屈指の恐怖感と狂気を感じる悪役である鰐戸三兄弟の三男、鰐戸三蔵のビジュアルも原作通りなんですが、このキャラを演じているのがイケメン俳優の間宮祥太朗なのだから驚く。マジで原型が無いのでキャストを確認するまで分からなかった。

あと本作は原作よりもさらに竹本との別れのシーンに尺が多く割かれていて、名シーンがより感動的で、かつ物悲しいものに仕上がっているのが最高と言わざるを得ない。
ただ、『ファイナル』といいつつドラマ&映画版オリジナルの悪役、犀原茜とはこれと言って決着がつかない(鰐戸三蔵と因縁があるという設定が盛り込まれての登場)あたりは消化不良な感じではありますが、本作は丑嶋の親友である竹本との物語にフォーカスを当てている内容なのであんまり詰め込みすぎないようにしたのかな?
まあ兎にも角にも原作ファンとしても納得の出来の実写映画かつ完結編でした。オススメ!!

    
19 2019

闇金ウシジマくん part3

闇金ウシジマくんpart3予告編闇金ウシジマくん part3
2016年【日】


派遣の仕事で食いつなぐ真司はある日街で、撮影中のタレントのりなを見かけ、一生縁がなさそうな美人に社会の格差を実感する。「誰でも稼げる」という塾を主宰するネット長者・天生翔の広告を見て半信半疑でセミナーに出席した真司は、人生の一発逆転を狙って億単位のマネーゲームに巻き込まれていく。
一方、サラリーマンの加茂は妻がいながらキャバクラに通う日々。加茂にとってのマネーゲームは、美人キャバ嬢・花蓮を落とすことだった。
人生は、喰うか喰われるかのマネーゲーム。ひとつ間違えばゲームオーバー。「それでも手に入れたいものがあるんだ!」。すべてを賭けて危ない橋を渡るヤツら。
彼らの行く手に、トゴ(10日で5割)という違法な高金利で金を貸すアウトローの金融屋・ウシジマが立ちはだかる。

***

真鍋昌平による同名の漫画『闇金ウシジマくん』を原作とし、2010年より放送されていたドラマ版の劇場版第3作。原作29巻の『中年会社員くん』編、そして30巻~32巻の『フリーエージェントくん』編をベースとしたストーリーになっています。

最近になってドラマ版を一気見して最後のシーズン3まで見終えたのですが、このドラマ、結構回を重ねるにつれて意外と原作再現度が高くなってたんですね(昔シーズン1が始まった頃は期待して視聴してたんですが、オリジナルキャラの千秋のキャラが肌に合わなくて一回視聴を断念してた)
で、この映画『闇金ウシジマくん part3』はドラマ放送終了後すぐに公開された一作です。
ドラマ版はマサルが存在しない(前作の映画『part2』でようやく登場したものの、完全に敵キャラとしての登場で決着もついた)ため、『フリーエージェントくん』編ではマサル絡みの描写は無くなり、ネットビジネスに手を出す村上仁も『沢村真司』というオリジナルキャラクターに変更されて物語が展開。

とはいえストーリーは原作に忠実で、話に聞くだけではどうにもピンとこない『情報商材』『マルチ商法』系のビジネスと、それに騙される人々の心理を生々しく描いたあの内容が実写でもしっかり再現されております。
あと。『中年会社員くん』の主人公、加茂守役を演じるのがオリエンタルラジオの藤森慎吾という意外な人選で驚いたんですが、演技も上手く結構なハマり役でした。原作の加茂はちょっと汚らしい面持ちのビジュアルだったんだけど、チャラいイメージの藤森が演じても意外な事にしっくりきていた。

『フリーエージェントくん』編が原作でもかなり好きなエピソードだったというのもあり、個人的には映画版ウシジマくんでもかなりヒットした一作です。