INDEX

このブログについて

雑記

映画

読み物

アイドルマスター

ニコマスおススメ作品

ゲームレビュー



漫画

アメコミ(MARVEL)

アメコミ(DC)

その他の海外コミック

リンク
※邦訳海外コミック発売予定リスト
※物置

スコット・スナイダー&グレッグ・カプロ他/バットマン:エンドゲーム(THE NEW 52!)

エンドゲーム表紙

「ゴッサムのみんな、そろそろ…パーティでも始めようぜェ!
 いいじゃねえか?死の次は祭り…世界中でそう相場が決まってっからな。
 そりゃ当然だぜ。生きてるうちは大変なんだ…
 だって、必死こいて見て見ぬふりしてんだからな。
 人生なんて…無意味…まったくムダだってよォ。
 埋められてやっと楽になれんだ。苦悩からの解放!
 だから一緒に祝おうぜ!ツラつき合わせて…笑うんだ!
 陽気に追悼しようぜ!最高の終幕だ!
 ハハハッ!」


奴が帰ってきた。
今度の奴は、
ジョークでは済まない。


バットマンジョーカー。マントをまとった闘士と道化王子。
闇の騎士と青ざめた男。
何年ものあいだ二人の対立構造こそ、
ゴッサムの守護者にとっての犯罪との戦いを象徴していた。
ヴィランが新たな深みに到達すると、彼を止めるために、
ヒーローはさらなる高みを目指す。まさに好敵手の見本といえた。

しかし、もう終わりだ。

身の毛のよだつ心理戦も、倒錯した悪ふざけもここまで。
常軌を逸した殺人者は悪を芸術の域にまで高め、
名作を生み出した――
バットマンと、彼が守ってきたすべてを完膚なきまでに破壊するために。

ジャスティス・リーグが敵にまわり、
ゴッサムの市民がにたにた笑って正気を失う。
しかし、それはまだ始まりに過ぎない。
恐るべきオチが待ち構えているのだ。

バットマンは、奴がただの人間だと思っている……
イカれているとはいえ、死ねば終わりだと。
しかし、もしジョーカーのが永遠のものだとしたら?
闇の騎士は終わらないジョークを止めることができるのか?


◆関連作品過去記事
【バットマン:梟の法廷】
【バットマン:梟の街】
【バットマン:梟の夜】
【バットマン:喪われた絆】
【ジョーカー:喪われた絆〈上・下〉】
【バットマン:ゼロイヤー 陰謀の街】
【バットマン:ゼロイヤー 暗黒の街】
【バットマン:真夜中の事件簿】

◆収録作品

2014年12月:Batman Vol.2 #35
2015年01月:Batman Vol.2 #36
2015年02月:Batman Annual Vol.2 #3
2015年02月:Batman Vol.2 #37
2015年03月:Batman Vol.2 #38
2015年04月:Batman Vol.2 #39
2015年05月:Batgirl: Endgame
2015年05月:Detective Comics: Endgame
2015年06月:Arkham Manor: Endgame
2015年06月:Gotham Academy: Endgame
2015年06月:Batman Vol.2 #40


◆The Last Smile
これまでのジョーカーは悪夢のような挑戦をバットマンに仕掛けることで、彼自身を成長させるのが目的だった。
こうする事で自分はバットマンの役に立っている……ジョーカーは自分がバットマンの一番の友人だと思いこんでいるのだ。
しかし『喪われた絆』の決戦でバットマンと戦っている内に崖から落ち、ジョーカーは行方をくらませてしまう。

この出来事がきっかけで、ジョーカーはようやく気づく。バットマンは友人などではなかったと。
再度ゴッサムに戻ってきたジョーカーは、彼に最後の攻撃を仕掛ける。
今回はゲームでもジョークでもない、本気でゴッサムそのものを終わらせる大事件を引き起こすのだった……

ゴッサム中がお前を笑ってるぜ

◆ジョーカーとの最終決戦!!
スコット・スナイダー&グレッグ・カプロコンビが手がけるニュー52バットマンの邦訳も、とうとう第7巻に到達。
第7巻『バットマン:エンドゲーム』は第3巻にあたる『喪われた絆』で再度どこかに消えたジョーカーがまたも復活!バットマンに最後の勝負を仕掛けるという喪われた絆を上回るスケールとテーマで描かれる作品となっているだけに邦訳もかなり気合が入った作りで刊行され、なんと原書の『Batman Vol. 7: Endgame(本編)』と『The Joker: Endgame(タイイン)』の2冊を合本化!

本編の合間合間にタイインとサイドストーリーを挟むという独自編集であり、かなりストーリーに没入しやすい構成となっております。これが本当に読みやすくて嬉しい。基本クロスオーバーが行われたアメコミは本編とタイインが別々の単行本として刊行されていて、邦訳もこの底本通りに出ることが多いんで。

プロローグとなるエピソード『友人』ではジョーカー自らが友人のいない孤独な存在であることに気づき、自分を追跡調査しようとしたゴッサム・ガゼットの記者トーマス・ブラッククロウに変質的なまでに“友人”として付きまとい続け、最終的にトーマスを発狂させてしまうというサイコな短編。
この短編で過去エピソードに登場した「アイツ」が実はジョーカーが変装していた姿だった事も明らかになり、本作は「友人」がテーマになっている事を強調するだけでなく、いきなりインパクトのある伏線回収で一気に物語に引き込んでいくのがもう凄い。

そしてエンドゲーム本編がスタートするのですが、じっくりと会話劇を描くのではなく、初っ端からジャスティス・リーグのメンバーがジョーカーの毒によって精神を操られ、バットマンに本気の殺意を向けて襲い掛かってくるという大ピンチのバトル展開から入るのがもうね。
本来常人であるバットマンが勝てる要素は少ないんだけれども、そこを知恵とガジェットで乗り切るのが実にアツい。
如何に装備を固めようとあらゆる物を切り裂く剣と類まれなる戦闘能力で立ち回るワンダーウーマン、人間の知覚では到底追いつけないスピードで行動するフラッシュ、海の生物を自在に操るアクアマン、そして一線を越えてしまうと誰も止められない、間違いなく最強のヒーロー、スーパーマン……
やろうと思えばこれだけで1エピソードが作れそうな展開を序盤のバトルに持ってくるこの贅沢さ。
これが怒涛の展開の一つに過ぎず、この後もバットマンの両親の仇であるジョー・チルの登場など衝撃が詰め込めるだけ詰め込まれていて、もう読み始めると続きが気になって止まらなかったですね……

ゴッサム全土を巻き込んだ“ジョーカーとの最終決戦“という特大スケールの戦いももちろん見どころだけど、本編各章とサイドストーリーでじわじわとジョーカーという男の『正体』に迫っていくという展開もかなり目を引きます。
アーカムから脱走した患者たちが語るジョーカーの過去。ジョーカーを研究し、彼の正体と真実を興味本位で掴もうとしていたアーカムの医師マリーン。
バットマンも仲間と協力してジョーカーの正体を明らかにしようとするが、そこで明らかになったのはとても認める事ができない衝撃的な事実だった……。

衝撃の結論

◆感想
面白い……という一言では言い表せないくらい凄い作品だった。
バットマンに向けていた『愛』の感情が逆転し、明確な敵意を向け始め、バットマンとのゲームを終わらせにかかったジョーカーは、ここまで恐怖の存在になりえるのかと。

個人的に本作は絶対に第1巻である梟の法廷から第6巻にあたる真夜中の事件簿まで読み切ってから手を出して欲しい!
アメコミは高いから気になる作品だけ手を出すという人も多くかもしれないけども!これまでのエピソードを読んでおくことで、如何に本作『エンドゲーム』がこの展開に持っていくまでに細かく伏線が張られてきていたのかが分かるんで!本当ニュー52バットマンの総決算ともいうべき作品なんで……!

スコット・スナイダーのバットマンは#1から一貫して『バットマンとジョーカー、二人の愛の物語』になってるんだなぁと思いました。いやネタじゃなくて。大真面目に。
そして『エンドゲーム』というタイトル通り、本作は完全にバットマンの最終決戦かつラストエピソードともいうべき展開と結末を迎えてしまう……というか解説によると、実際スナイダーとカプロは本作を担当期最後のエピソードとして考えていたらしいです。

悔やみきれない過去

でもスナイダー&カプロコンビのバットマンの物語はもう少し続く。具体的に言うと#52まで続く。ニュー52だけに。
もうこの後のストーリーが一体どのようなものになっていくのかが全く予想できない……!次巻の邦訳が楽しみです(スナイダーバットマンの完訳を信じて疑わない目)

◆※微ネタバレ注意。
エンドゲーム第5章でのセリフ「陽気に追悼しようぜ!最高の終幕だ!」の原語版

陽気に追悼しようぜ!
「“LUMBER”ING(ぎこちない)と「LUNBAR(腰)」を掛けたセリフになっている
邦訳版はこのジョーカーのちょっとした暗号というか言葉遊びを上手く意訳していたと思う
※情報提供:久仁彦@fadotsu
NEXT≫
管理人

michael

Author:michael
 

Amazon
ブログ内検索フォーム
月別アーカイブ
08 ≪│2016/09│≫ 10
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
カテゴリ
最新記事
加筆修正履歴

2016/9/25
アイドルマスター:『アイマスネタ覚書:アイマスとジョジョネタ』に加筆

2016/9/22
ニコマス:『saniP』に『ぼののいぢり(海)』追加

2016/9/4
ニコマス:『マツダP』に『謎の動画4』追加

2016/8/16
スマホ版のブログテンプレートを変更

2016/7/9
『リンク』に『TWILIMI FROM OUTER SPACE』様を追加

2016/6/26
(試験的に)個別記事の一番下に各カテゴリの過去記事5件のランダムリンクを表示するように変更

2016/6/23
ニコマス:『bon』に『やよいのトイレは理想郷』追加

2016/6/16
ニコマス:『ハリアーP(2014~2016年発表作品)』に『阿鼻叫喚通り商店街』追加

2016/6/5
アイドルマスター:『水瀬伊織 設定メモ』の『いつも抱いているうさぎのぬいぐるみは『うさちゃん』という名前』の項に加筆

2016/5/22
ニコマス:『ンザP』に『真夜中の探偵』追加

2016/5/21
ニコマス:『ストラビンスP』に『765プロに見るデレステユーザーによくある風景』追加

2016/5/12
アイドルマスター:『namo/THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS NEW GENERTIONS』に『関連リンク』追加

2016/4/25
ニコマス:『ここのえろろP』に『3X歳でも恋がしたい!』追加

2016/4/10
ニコマス:『まゆちゅP』に『乙倉ちゃんお花見ライブ!』『まゆが求めたプロデューサー』追加

2016/3/24
アイドルマスター:『お気に入りアイマスSSリンク』に『シンデレラガールズSS<キュート>』『シンデレラガールズSS<クール>』『シンデレラガールズSS<パッション>』『シンデレラガールズSS<その他>』追加

2016/3/15
ニコマス:『Tookato』に『「楓さんが私の部屋から帰ってくれないんですが…」シリーズ』追加

2016/2/6
ニコマス:『茶王P』に『シューコちゃんS』追加

2016/1/12
ニコマス:『若燕P』に『智絵里が笑いを求めるのは間違っているだろうか』追加
アメコミ(MARVEL):『ニューアベンジャーズ:ダークレイン』に『P.7の翻訳について(※後の展開のネタバレ注意)』追加

2015/12/26
ニコマス:『ハリアーP(2014~2015年発表作品)』に『セントラル・ガーデン』追加

2015/12/13
ニコマス:『天才カゴシマP』に『映画 「裏窓」』追加

2015/10/26
ニコマス:『マツダP(松田)』に『謎の動画』追加

2015/10/23
アメコミ(DC):『LOBO:ポートレイト・オブ・ア・バスティッチ』に『ボツ翻訳まとめ』追加

2015/9/18
ニコマス:『藤和P』に『ネコみき。』追加

2015/9/6
ゲームレビュー:『大逆転裁判-成歩堂龍ノ介の冒險-』に『DLC話』加筆

2015/9/1
アイドルマスター:『アイマス公式コミカライズ感想まとめ(アイマス2~OFA時代)』に『アイドルマスター ワンフォーオール 765プロFight!!』追加

2015/8/30
ニコマス:『フュージョンP』に『美城常務と武内P』追加

2015/8/27
ニコマス:『**P』に『たったふたつの冴えたやりかた』追加

2015/8/14
ニコマス:『天才カゴシマP』に『真夏のアリバイ』追加

2015/7/20
ニコマス:『ガイギーP』に『THE END OF IDOL M@STER』追加

2015/7/13
『リンク』にバナー3点追加

2015/7/12
ニコマス:『しおつぶP』に『とうまのゆめ』追加
『大庭P』に『†神崎蘭子の深淵なる1日†』追加

2015/7/5
ニコマス:『ベゴニアP』に『おっぱいダイバー雪歩「スカウト」』追加

2015/7/3
ニコマス:『ゆき☆P』に『ちはやふる』追加

2015/6/28
ニコマス:『saniP』に『JSはるちは』追加

2015/6/7
ニコマス:『いたちょこP』に『かちかちさん』『みすてりあすれでぃ』『はるるんのポジション』追加

2015/6/3
アイドルマスター:『アイマスネタ覚書:アイマスとジョジョネタ』に『亜美コミュEXエピソード2 #3クリア後の「朝のイベント」』追加

2015/5/23
アイドルマスター:『考察:響の胸は何故縮んだのか?』の仕送りの下りを修正

2015/5/19
ゲームレビュー:『MegaMan Unlimited(ロックマンアンリミテッド)』に『ロックマンアンリミテッドVersion 1.2.2』加筆

2015/5/18
ゲームレビュー:『MegaMan Unlimited(ロックマンアンリミテッド)』に『ロックマンアンリミテッドVersion 1.3.0』加筆

2015/5/6
ニコマス:『saniP』に『はるちはでポンコツトロイド』追加
『茶王P』に『デートの待ち合わせやないかい』追加

2015/5/3
アイドルマスター:『PS3版アイドルマスター2』に『隠しコミュ』追加

2015/4/21
ニコマス:『ロバストP』に『テレビ局アイドル殺人事件』追加

2015/4/12
『リンク』に『鳳仙花』様を追加

2015/3/26
アイドルマスター:『アイマスネタ覚書:アイマスとジョジョネタ』に『目指せ トップアイドル! 弟君P編 第2回』追加

最新コメント
Twitter